形容詞 とは名詞の性質や状態を説明する語です。
形容詞は限定用法と叙述用法という2つの働きを持っています。
限定用法とは名詞を修飾して、その名詞の意味を限定する働きのことです。
叙述用法は第2・5文型の構成要素として補語になる働きのことです。
形容詞の働き
- 名詞を修飾する
- 単語の場合は名詞の直前、2語以上の形容詞句・節の場合は後置修飾
- 被修飾語が -body, -one, -thing で終わる不定代名詞の場合には1語の形容詞であっても後置修飾となる
She has a black cat.
I saw two men in black yesterday.
2文目の black は不加算名詞で「黒い服」という意味になります。
形容詞の働き
- 主格補語になる(V2 動詞の場合)
She is kind.
S = C の関係に注意しましょう。
ここで C は「主語を補う語」になり主格補語と呼ばれます。
形容詞の働き形容詞の働き
- 目的格補語になる(V5 動詞の場合)
Her smile always makes me happy.
O と C の間に主語と述語の関係があります
つまり、me(目的格)を I(主格)に置き換えて be 動詞を補うと I am happy と読めます。
ここで C は「目的語を補う語」になり目的格補語と呼ばれます。